グループホームは、障害のある人が特別な施設ではなく地域社会にある一般家庭に近い住居で生活できるようにしようという考え方に基づいて、北欧で生まれました。近年、日本に導入され、介護保険制度によって認知症高齢者グループホームが一般的になっております。

認知症高齢者グループホームは、認知症のお年寄りが少人数のグループ単位で共同生活を送る住居です。部屋は個室、居間や台所は共同です。専門のスタッフが24時間付き添い、洗濯や食事の準備などはスタッフとともに行い、スタッフの介助のもとで入浴をします。

認知症グループホームは治療の施設ではなく、認知症が進むのを抑えることを目的とした施設です。施設というより一般家庭に近い雰囲気で作られており、自宅にいるように生活できるので、入居者の不安を軽くすることができます。

認知症グループホームは、認知症高齢者に特化しており、「サービス付高齢者住宅」や「有料老人ホ-ム」よりも一般的には手厚い介護が受けられ、費用負担も比較的安価です。但し、地方公共団体からの認可を受け開設するしくみですので、定員が限られており、待機期間を要する場合があります。

▶要支援2及び要介護1~5で医師から認知症と診断された方。

▶共同生活ができる方、自傷-他傷行為がない方。

▶札幌市に住民票がある方。

▶特別な医療や常時医療管理を必要としない方。

入居にかかる費用(月額税込)

介護サービス費用(月額税込)②

(令和 5 年 10 月現在)